40代趣味:無駄遣い

NIRVANA

中学校1年か2年の頃

Wikipediaによると1991年って書いてあるから

中1だったのか。

 

めちゃくちゃ印象的なリフと「Hello~Hello~Hello~」って

中学生でも覚えやすい英語の歌詞。

 

これが当時公共の場やラジオとかでベビロテされていて

たぶん結構長期的に耳にしていた気がする。

 

友人の兄貴の部屋で「Nevermind」を見つけたときは

高校1年の真夏だった記憶だからおそらく発売して3年後くらいに

NIRVANAと出会ったわけだ。

 

NEVERMIND / NIRVANA

アートワークが印象的なのもあるけど、おそらく当時色んな場所で目にしていたんだろう。

ジャケットも見覚えがめちゃくちゃあった。

 

中学生のときは部活に熱中していて流行に疎かった(今でも疎いけど)のに

3年後でも覚えてるくらいだから

リフ 歌詞 アートワークが相当インパクトあったし

きっとめちゃくちゃ流行ってもいたんだろう。

 

最初は「お。見たことあるジャケットだ。聴いてみよう」で、

聴いたら「おー!聴いたことある!カッコいい!」で、

1曲目"Smells Like Teen Spirit"を何度も聴いた。

 

で、他の曲も聴いてみたら捨て曲無し、どの曲もシンプルで

全部カッコいい。

やっぱり名曲ってのは口ずさんじゃうくらい印象的なリフがあるよな。

速攻でダビングしてもらってめちゃくちゃ聴いた。

それこそ擦り切れるほど。

 

当時はPUNKにハマり初めた頃でもあって

ダムドもミスフィッツもUKサブスもニューヨーク・ドールズ

Nirvanaと同時期に出会いそれらPUNKと同じ系譜として捉えていた。

 

友人の兄貴の部屋には”In Utero”と”Incesticide”も転がっていて

どっちもよく聴いた。正直3枚組ベストアルバムかってくらい。

本当捨て曲なかったな。

IN UTERO / NIRVANA

Incesticide / NIRVANA

たぶん高校生の私には丁度良くノイジーで丁度良くPOPだったんだろう。

物静かなのに激しく、グシャッとしてるけど歌えて、陰な雰囲気なのにキャッチーだ。

その唯一な感じが夢中にさせていた。

 

なんてことない思い出だけど印象に残ってるのは

18歳になってすぐ友人と茨城に合宿で車の免許を取りに行ったんだけど

そいつ合宿中イン・ユーテロばっかり聴いていて

"Heart-Shaped Box"とか"All Apologies"をよく歌ってた。歌詞は適当だったけど。

 

当時はガンズとNirvanaが仲悪いなど全く知らないで

どっちも大好きで良く聴いた。(まぁ知ってたとしても聴いたけど)

 

ガンズからは前途したパンクバンドたちを

Nirvanaからはピクシーズやハスカー・ドゥ、ソニック・ユースなんか辿って行くように聴き漁ったよね。

 

こう思い返すとやっぱり小中高で出会ったアーティストが

如何に今の自分を作っているかわかるなぁ。

 

そうそう、エフェクターのコーラスが欲しくて

メルカリでカートが使ってたエレハモのSmall Clone買ったら

箱に「Your nirvana.」って書いてあって

Small Clone | electro-harmonix

思わず弾いてみた動画撮ったよね(笑)

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

あとNirvanaのTシャツ来てると

なぜか老若男女、話しかけられることが結構あるんだよ。

みんな好きなんだなぁ。

ギター初心者でも簡単にコピーできる曲特集:上達の近道・準備編

コピー曲の解説のまえに。
 
初心者でも簡単にコピーできると言っても
流石に今日ギターを初めて触りましたって場合は曲をコピーするのも
なかなか大変。
 
ギターもどこから初めたらいいのかわからない。
そんな人も多いわけで。
ちょっと上達の近道するためのお話を。
 
・ドレミファソラシドを弾いてみる。
・コードを覚えてみる。
・楽譜(タブ譜)を買って早速弾いてみる。
・弾き語りから始める。
教則本のとおり基礎練習から始める。
 
どれでもOKだし、自分にあったやり方で問題ない。
自分の好きな曲を練習することが楽しい人もいれば
基礎練習をして少しずつスキルアップするのがRPGのレベル上げみたいで楽しい人もいると思う。
 
ちなみに私のオススメはまずはエレキギター
パワーコードを覚えて曲に合わせて弾く」です。
理由はまた今度。
 
 
上達の近道に必須なのは環境を整える事。これが一番大事。マジで。
 
 
1. ギターはすぐに手に取れる場所に置く ※一番重要です
   必ず自分が一番滞在時間が長い場所に置く。
   居間なのか 自分の部屋なのか 
   とにかく気が向いたら時、何の抵抗もなく触ることができるようにする。
   (理想は滞在しやすい場所に1本ずつギターを置く。
   居間・寝室・自分の部屋、どこにいてもすぐ手に取れるように)
 
 
2. ルーティンの練習方法を決めておく
   なにをしようか考えずにすぐに練習を始められることが重要
 
   曲のコピーなら必ずこの曲をやると決めておく。
   楽譜や本を開くなら付箋を必ず貼る。
 
   基礎練習なら
   ドレミファソラシドをしっかり音が出るように
   (左手と右手ピッキングのタイミングがピッタリあうように)とか
   右手ストロークのパターン練習とか、オルタネイトピッキングとか
   内容は何でも良いのだ。
   とにかく練習を始めるまでに「考える」をしないようにする。
 
   もちろんルーティンではないことをやりたいときはやりたい練習をして
   全然問題ない。
 
  「今日は何しようかな~」とか「なんの曲をコピーしようかな~」
   とかしている時間でギターの練習をせずに終わってしまうことって
   実はとても多い。
 
 
3. ピックは常にギターに挟んでおく※ピック置き場も作る
   とにかくすぐにギターが弾けるようにピックは常に
   ギターの弦に挟んでおく。
   そしてすぐ手の届くところにピック置き場(小さい箱やお皿など)に
   常に10枚くらいは置いておこう。
 
 
4. クリップチューナーを買う
   ギターのチューニングはスマホのアプリもあるけど
   常にギターにクリップチューナーを装着させておくこと。
   ギターを手にとってすぐチューニングできるようにする。
   これはスマホを探したり、スマホを開いたり、
   思わずLINEやTwitterをみたりしない対策。
   細かいけどめちゃくちゃ重要。
 
 
5. アンプに繋いで練習(もしくはヘッドホンアンプ)
   エレキギターをアンプを通した音での練習は必須。
   住宅環境によったり生活リズムによっては音が出せない人も多いと思う。
   そんな時、ヘッドホンアンプがあればいつでもどこでも
   アンプから音出ししてるように練習出来る。私も普段はこれ。
 
   アンプを通した音はカッコいいし、少しくらい失敗しても
   気にならなくなる。
   練習中にモチベーションが下がらないことはめっちゃ重要。

   

アンプはこれがオススメ

 

 
上記の5つは必須。上達の近道に必ず必要なことだ。
たくさん練習すると間違いなく上手くなる。本当です。
 
でもたくさん練習することが出来ない人が多い。
 
そのために必要な5つなのだ。
 
そして、一日一回は必ずギターを持つことを心がける。
ギターを持つだけで良いのだ。弾かなくても。
本当に。 ・・本当だよ?
 
 
あと、できれば用意したほうが良いもの
 
1. 足置き台
  これは使ってみるとビックリするくらい楽。
 
  これもスマホではなくちゃんとメトロノームを買って用意すること。
 
 
3. 3.5mm ステレオミニプラグ
  アンプやヘッドホンアンプにIPODなどの音源を出力する為
 
4. 音源をスロー再生できるアプリ
  コピーする曲を練習するにも早くてついていけない。
  ゆっくり再生してくれるからなぞるように練習できて捗る
  私はこれを使ってるけどなんでも良いと思う。
mimiCopy  - 耳コピ専用プレーヤー

mimiCopy - 耳コピ専用プレーヤー

  • ART Teknika Inc.
  • ミュージック
  • ¥800

apps.apple.com

 
 
上記4つがあると練習がめちゃくちゃ捗る。
 
と、まぁ「環境整備」これがじつは初心者の頃一番できてないことなのだ。
練習をたくさんできる人はこれと同じもしくは近い環境にしているだろう。  
 
人間怠け者なのです。どこまでいっても好きなことだとしても怠けるのです。
 
釣りに行くのも「準備がなければ行くのにな~」とか思う人いるでしょう。
でもどんな時でも時間があったら行く人って準備の短縮ってしてると思うんだよね。
 
ギターもおんなじだよね~ってことで
上達の近道・準備編はこれにておしまいでござる。

ギター初心者でもすぐに弾ける曲特集やるよ。

自分の無駄遣いについてつらつらとブログに書いて行こうと思っていたのだけど

しばらく書いていて気がついたのは音楽関係の無駄遣いがほとんどで

それはそれであれだけどネタとしてはなんだか代わり映えしないしあれだな。とかとか

 

書いてて面白みが無いし、書くために無駄遣いのネタを作るのは本末転倒。

(いや、それこそ真の無駄か・・・)

 

まぁでもブログネタのために無駄遣いはしたいとは思わないのでそれは置いておいて。

 

最近ギターの弾いてみた動画を撮ってみたくていくつか溜まって来たんだけど

Youtubeの再生数が伸びない。

そりゃ、知らないおっさんが趣味でコピーした曲を弾いてる動画なんて誰が見たいのさ。わかってる。わかってるよ。

 

でも、やっぱり撮ったら見てもらいたくなるもので、なんかもうちょっと需要があるものないかなーと模索したけど

大してギターが上手いわけでもないし、手間がかかるのは面倒くさがりの私には

話題になったばかりの新曲を耳コピまでしてとなると ちょっと二の足を踏むのである。

 

そこで私は思いついたのだ。

初心者の頃って簡単にコピーできてカッコいい曲を知りたいのではないか。

それに、同じように弾いてみた動画をあげたりしてみたいのではないか。

 

だから「初心者でも簡単にコピーできる曲」を弾いてみた動画&ワンポイントアドバイスをするってのはどうだろうか。と・・・ 

 

さぁ思い立ったが吉日。

 

いくつかコピーしやすそうな曲の弾いてみた動画を撮って

Youtubeにあげてみたが反応はイマイチ・・・ ん~

 

だからさ、知らないおっさんが趣味でコピーした曲を弾いてる動画なんて誰が見たいのさ。

(やってる曲が簡単になってワンポイントを書いただけで、前と大して変わらん。)

 

やはり、タブ譜か。タブ譜があれば更に良いだろう。

 

しかし、それはタブ譜を作成して動画も合成するという難易度の高そう(面倒くさそう)な作業が必要になってしまう。 (はぁ・・・)

 

でも最近弾いてみた動画を撮ることにはちょっと慣れてきたし、

無料でタブ譜を作成するツールとか動画の編集ツールもあるようだ。

 

ちょっと触ってみるか・・・

 

おや。意外にも難易度は低い。だが面倒くさい。

 

でもまぁ、覚えたての時は飽きずにできるもんだから今のうちにいくつかやってみよう。と、動画を撮ってYoutubeにあげてみた。

 

するとタブ譜無しの時より気持ち多めに再生されている気がする。

いいじゃんいいじゃん

 

ぶっちゃけラモーンズばっかやってりゃ良い気がするけどやっぱし

色んなニーズに答えなきゃね。(使命感)

 

できれば洋楽・邦楽を半々くらいにして。

人気のコピー曲で見てもらうきっかけにしてもらい

ほんの少しマイナー曲でもカッコいい曲とかもあると良いじゃない。

 

でも、もっと見てもらいたいからネット上のリーチを広げるためにも

このブログで紹介、解説していこうかな。と今思ったのであった。

 

The Stone Roses

いきなり余談ではあるんだけど
 
「ガンズってさ、LAガンズってバンドとストーンローゼズってバンドのメンバーが集まって結成されたんだぜ。」
 
 
 
そんな友人の言葉を、へー。と聞きながらLAガンズのCDを借りた。
 
でもLAガンズはあんまし好きにはなれなかった。
 
 
 
高校1年生、16歳のときガンズ・アンド・ローゼズにハマってた私は
 
ルーツになる音楽を聴き漁っていた。
 
 
 
じゃあもう一方のストーンローゼズってのはどんなんだろ。
 
当然興味が出て、古本屋かなんかを探して買った。
 
 
なんだよ。全然関係ないじゃねぇか。
 
雰囲気も全然違うし。
 
なんか録音ボヤッとしてるというかモヤッとしてるし・・・
 
スミスとかもそうだったよな。
 
当時のマンチェスターはそんな感じが流行ってたのかな。
 
 
 
てゆーか、その友人も適当に言ったのか
 
兄貴とかに騙された情報なのかよくわからないが
 
とにかく騙された(笑) 適当なこと言いやがって。
 
 
 
 
 
これがストーンローゼズとの出会いだった。
 
 
 
 
 
だけどある時感動するわけ。
 
 
 
当時の私は自宅で音楽を聴くとき
 
ヘッドフォンをして爆音で聴くことが多かった。
 
(団地住まいで部屋は襖一枚なので夜ラジカセ鳴らしていると怒られた。)
 
 
 
爆音で鳴り響く「Fools Gold」
 
うぉぉぉ。
 
布団の中でドキドキしたのをハッキリ覚えてる。
 
すげぇかっけぇ。
 
 
 
人間単純っていうか現金なもんで
 
一度カッコいいと思ったら見方が変わるもんで
 
初めの「I Wanna Be Adored」 「She Bangs The Drums」 「Waterfall」 心地の良いメロディ
 
6曲目の「Elephant Stone」はキャッチーできらびやかだ。
 
なにより「This Is The One」 「I Am The Resurrection」 「Fools Gold」
 
この最後の流れはめちゃくちゃカッコいい。
 
(私が中古で購入したのはUK再発盤だった)
 
 
 
それから18年後、苗場のでっかいステージでコイツらを目の当たりにするわけ。
 
イギリスの国旗と日本の国旗が振られ
 
みんな人差し指を突き立て「This Is The One」を合唱している。
 
ほんの少し湿気ってる空気と照明でたくさんのオーディエンスのシルエットがキラキラして
 
感動したよ。
 
 
 
だから、私を騙した友人には感謝である。
 

f:id:mudamax:20211109190104j:plain

写真は翌年2013年のサマソニ
 
でも、そこまで。
 
16歳当時の私はなによりPUNKに夢中だったので
 
マッドチェスター関連やスミス、オアシスに行くのは
 
それからもっと後のお話である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、このDVD、The Stone Rosesが好きな人。
再結成までのいいとこだけ編集したなかなか秀逸なDVD。
もっと好きになれる。

 

もともとのオリジナル盤のモヤッとした編集がイマイチ好きじゃない人は

20周年でリマスターされた盤がお勧め。

かなり音がハッキリしてより生音ぽくクリーンになってる。

 

Guns N' Roses

朝の目覚ましに使っていた曲はその時期の気持ちや雰囲気を少しだけ思い出させる。
 
 
 
高校1年生の頃は毎朝ガンズの「Use Your Illusion I」が再生されるようにセットしていた。

f:id:mudamax:20211028125606j:plain

Use Your Illusion I
寝起きの悪かった私はすぐに音を止めることが出来ずに
 
しばらく聴いてから止める毎日。
 
(ラジカセは少し離れた棚の上にあったので立ち上がらないと止められなかった)
 
 
 
だから今でも"Right Next Door to Hell"を聴くと
 
高校1年生の朝の気分が少しだけ蘇る。
 
 
 
で、一回止めてから少し覚醒してきたら続きをまた再生してたので
 
毎朝8~9曲目くらいまで聴いてたかな。
 
 
 
当時はアメリカンハードロックにガッチリハマってて
 
ガンズ以外にもエアロスミスとかMr.BIG
 
モトリーにエクストリーム、デフ・レパードとかとか
 
あぁ、デフ・レパードはイギリスか。
 
 
 
そんなんばっかり聴いてた。
 
 
 
ガンズは友人が持ってた「Appetite for Destruction」を聴いて
 
一瞬で気に入ったのが出会い。

f:id:mudamax:20211028125749j:plain

Appetite for Destruction
 
 
高校1年生はお金がないから友人が持ってるCDは避けて
 
Use Your Illusion I」を買ったわけ。
 
ぶっちゃけ初めはアペタイトほどのインパクトがなかったんだけど
 
毎朝聴いてたらいつの間にかめちゃくちゃ気に入ってた。
 
 
 
それからガンズにのめり込んでUse Your Illusion ツアーの東京ドームでやったVHSも買って
 
それこそ擦り切れるほど観た。
 
家にいる間はずっと再生してたんじゃないかな。
 
 
 
スラッシュは当然くそカッコイイし、ダフとアクセルの掛け合いとかもカッコよかった。
 
 
 
特に好きだったのはスラッシュのゴッドファーザーからスイートチャイルドの流れなんかめちゃくちゃシビれたし
 
ダフ・マッケイガン"Attitude"も何度も巻き戻して観た。
 
 
 
そっから"Attitude"が聴きたいから「The Spaghetti Incident?」を聴くようになりそこからPUNKに傾倒するようになる。
 
ダムド、ミスフィッツ、UKサブス、ストゥージズ、ジョニー・サンダース
 
※「The Spaghetti Incident?」は主にPUNKの曲を中心にしたガンズのカバーアルバム

f:id:mudamax:20211028125754j:plain

The Spaghetti Incident?
 
 
当然それらのPUNKにハマったら自然とピストルズ、クラッシュ、JAM、ニューヨーク・ドールズラモーンズ
 
UKPUNK、NYPUNKを嘗めるように聴いていったわけ。
 
 
 
それだけじゃなく、他のカバーもクソかっこよくて"Knockin' on Heaven's Door"と
か"Live and Let Die"でディランやポールも聴いた。
 
 
 
まさに私にとってはロックの入り口になったバンドだった気がする。
 
 
 
でも、当時は既に解散状態復活なんかあり得なかった。
 
だから既にリリースされているCDやVHS以上の発展はなくてガンズを体感することはもちろんなかった。
 
スラッシュとかダフのソロの新譜はリアルタイムだったけど・・・
 
 
 
Chinese Democracy」がリリースされた時は一瞬沸き立ったけど
 
所詮アクセルだけかい。とか思って気持ちは上がりきらなかった。
 
 
しかし、2017年。
 
アクセル スラッシュ ダフの3人がいるガンズでワールドツアーやるって聞いてめっちゃ興奮した。速攻チケットとった。
 
さいたまスーパーアリーナ。わくわくして死ぬほど浮足立ってたわ。

f:id:mudamax:20211028125445j:plain

さいたまスーパーアリーナ JAPAN TOUR 2017.01.28

f:id:mudamax:20211028125437j:plain

なかなかいい席。プレミアム枠のちょっと後ろくらい。

f:id:mudamax:20211028125244j:plain

開演前、鳴り止まない「ガーンズ!アーンド!ローゼーーズ!」のコール。

f:id:mudamax:20211028125430j:plain

アクセル・ローズ 結構体重絞ってきたみたい。

f:id:mudamax:20211028125422j:plain

スラッシュ 半端ない!

f:id:mudamax:20211028125416j:plain

ダフ・マッケイガン ルックス衰えず渋いおっさんになった。レミーのTシャツ俺も欲しい
当時、家で擦り切れるほど東京ドームツアーを観てたときから23年後
 
当時もう39歳だよ。待ち続けたわ。いや嘘。待ってもなかった。
 
こんな事はありえないと思ってた。
 
 
 
これで憑き物が落ちたのかな。
 
今やっと「Chinese Democracy」を素直にカッコいいねって言えるようになった。

 

CHINESE DEMOCRACY

CHINESE DEMOCRACY

Amazon

 

THE SPAGHETTI INCIDENT?

THE SPAGHETTI INCIDENT?

Amazon

 

APPETITE FOR DESTRUCTION

APPETITE FOR DESTRUCTION

Amazon

 

 

 

 

Red Hot Chili Peppers

高校生の夏。

 

煙草とエアコンのカビ臭さで充満した友人の部屋には

 

兄貴のCDが転がっており当時の私にはそれが一番刺激的な音楽だった。

 

 


それまでスタンダードなアメリカンハードロックを聴くことが多かったけど


レゲエ・ヒップホップ・ハードコア・メロコアなどなど


日本ではまだまだアンダーグラウンドだったカルチャーが


次々とメインストリームに押し上がって来ていて


「100%REGGAE」とか「Punk-O-Rama」とかオムニバスも流行り


この頃に聴く音楽の幅が広がった。

 

 

 

あのタバコの煙で真っ白な友人の部屋で聴いたEP"Give It Away"と"Soul to Squeeze"

f:id:mudamax:20211026175548j:plain

Soul to Squeeze EP

 

 

それからブラッドシュガーの"The Power of Equality""Suck My Kiss""Under the Bridge"
あ~全部だ全部。

f:id:mudamax:20211026175541j:plain

Blood Sugar Sex Magik



今で言うまさにヘビロテ。でっかい音を出してよく聴いた。

 

Red Hot Chili Peppers」って名前も気に入った。


ジャンルもミクスチャーなんて一言で括ってなくて


当時の雑誌かライナーノーツで「ハードコア・ファンク・ラップ・ロック」とかそんな感じで紹介されていた。

 

 

 

そして、その翌年17歳になった夏頃レッチリの「One Hot Minute」がリリースされた。


めちゃくちゃワクワクしたしすぐ買ってめっちゃ聴いた。

f:id:mudamax:20211026175533j:plain

One Hot Minute

 

 

レッチリが大人気大御所バンドの立ち位置になっている現在となっては


「One Hot Minute」はジョン・フルシアンテがいない時期で駄作扱いだけど


俺は未だに大好きなアルバムで、次にリリースされる「Californication」と


前途した「Blood Sugar Sex Magik」の3枚は生涯聴き続けるであろう名作だ。

 

 

 

リアルタイムで夢中になってるバンドの新譜って


もしかしたら「One Hot Minute/Red Hot Chili Peppers」が初めてだったかも。


※同じ時期に夢中になったGUN'SとかNirvanaはちょっと前に終わってしまったアーティストだったし


 ほとんどが既に解散してたり自分的にはピークアウトしたアーティストが多かった。ストーンズとか。

 

 

 

余談ではあるがSNSで出会った洋楽好き仲間4人で飲んでたら(世代バラバラ20代~40代)


レッチリといえばこの1枚。いわゆる代表作って何だって話題になった時


ブラッドシュガー世代 バイ・ザ・ウェイ世代 ダニカルフォニア世代と
世代毎に違うのは驚いた。

 

普通はコレが好き、アレが好き。でも代表作って言えばコレかなって大体共通するもんだけど。

 

それぞれ思い入れとか印象が違くて、やっぱり長期に渡って人気のある大御所バンドなんだよなぁ。

 

 

 

 

 

THE BLUE HEARTS

思い返すと小学生の頃が1番純粋に音楽が好きだったのかもしれない。
 
授業中、友人とアニソンを歌ったり
 
放課後遊んでいるとき歌を歌ってたり。
 
 
 
そんなこと中学生くらいになるともう無くなってくる。
 
 
 
THE BLUE HEARTSは小学校5年生のときに友人から教えてもらった。
 
当時良くつるんでいた2人が歌っていた。
 
 
 
"リンダリンダ"や"トレイン・トレイン"は知ってたけど
 
爆風スランプの"ランナー"と同じ括りに勝手にしていた。
 
(リンダリンダ~ トレ~ントレ~ン 走れ~走れ~ だから。小学生の頃だし許して。うはは。)
 
 
 
で、その2人が歌ってて印象に残って好きになったキッカケの曲は
 
「青空」だった。
 
 
 
まだ、深く歌詞の意味を考えようとも思ってない年頃で
 
ただ耳に入ってきたものの印象でしか好みの判断をしてなかったんだけど
 
 
 
ブラウン管の向こう側、かっこつけた騎兵隊とか
 
運転手さんとか、僕も乗っけてとか
 
言葉の選び方が好きだった。
 
 
 
シャワーの後にコロンを叩いたり、ウインク1つでこの世を渡ったり
 
ジュリアにハートブレイクでビーマイベイベーしたって
 
意味がわからないけど小学生の私にとってそれもカッコ良かった。
 
でもそんなポピュラー・ミュージックの中で声やメロディー
 
抵抗なく頭に入ってくる言葉。
 
ブルーハーツは特別だった。
 
 
 
友人はヒロトの歌い方を真似して歌ってたけど
 
「お前、アホか。」って笑って馬鹿にした。
 
だって飛んだり跳ねたり痙攣して歌うもんだから。
 
 
 
本当に実物もそうやって歌うんだ。電気しびれくらげダンスっていうんだって聞いて
 
さらに「嘘こけ」って感じだったけど
 
そいつの家で録画したビデオを見せてもらって衝撃を受けた。
 
(たしかNHKの歌番組でヒロトが赤いシャツで”情熱の薔薇”を歌って、もう一曲
 
"真夜中のテレフォン"を河ちゃんが弾き語りしてた。)
 
 
ホントにビリビリ痙攣して舌をベロベロだして目玉をむき出して歌ってた。
 
でもめちゃくちゃカッコよかったよ。
 
俺も真似した。
 
 
 
その頃からずっと好きだ。その後になって歌詞もよく読んでめちゃくちゃ共感したし
 
ヒロトマーシーが好きな物は大体好きだった。
 
(嫌いなのはジャイアンツくらい)
 
小学生の頃から未だにずっと聴き続けているアーティストは
 
TheBeatlesとTHE BLUE HEARTSの2組だけだ。
 
 
 
40歳過ぎて振り返ってみても偏屈で面倒くさい人間が出来上がったなぁとか思うんだけど
 
たぶんブルーハーツのせいだ。
 
 
 
だけど、なかなか幸福な人生である。
 
 
 
悪い日もあれば良い日もある。
 
晴れたり、くもったり、雨が降ったり
 
70年なら一瞬の夢だ。
 
冗談みたいな世の中だからやりたいようにやるだけ。
 
 
 
あと30年。いまのところ、幸福な人生だ。
 
 

 

 

 「青空」 

 

ブラウン管の向こう側 カッコつけた騎兵隊が 

インディアンを撃ち倒した

ピカピカに光った銃で 出来れば僕の憂鬱を 

撃ち倒してくれればよかったのに

 

神様に賄賂を贈り 天国へのパスポートを 

ねだるなんて 本気なのか?

誠実さの欠片もなく 笑っているヤツがいるよ 

隠しているその手を見せてみろよ

 

生まれたところや皮膚や目の色で

いったいこの僕の何がわかるというのだろう

 

運転手さんこのバスに 僕を乗っけてくれないか 

行き先ならどこでもいい

こんなはずじゃなかっただろう 歴史が僕を問い詰める 

まぶしいほど 青い空の真下で・・・

 

生まれたところや皮膚や目の色で

いったいこの僕の何がわかるというのだろう

 

運転手さんこのバスに 僕を乗っけてくれないか 

行き先ならどこでもいい

こんなはずじゃなかっただろう 歴史が僕を問い詰める 

まぶしいほど 青い空の真下で・・・

 

青い空の真下で・・・      青い空の真下で・・・

青い空の真下で・・・